2026/10/01 08:57
2026年8月27日(木)、新聞の番組欄で「思い出の給食をもう一度食べたい!」の文字を見つけました。
読売テレビ:ニュースten.の人気コーナー、
浅越ゴエさんの「あなたの味方!お役に立ちます!」の
この日のお題でした!
そのキーワードなら、今日は「鯨肉の竜田揚げ」が放送されるかも?と期待し、見逃さない様に録画予約もして
楽しみに。
その日の夕方、家族と準備万端テレビの前にスタンバイ。
今回の依頼は30歳女性からでまさに「平成8年生まれ」うちの子供と同い年。
これはまちがいなく「もう一度食べたい給食」は「鯨肉の竜田揚げ」に違いない。
と思った矢先、女性は「カツオの梅肉和え」が食べたいと言う事でした。
皆さん、こんにちは大阪の鯨屋、奥野水産4代目:奥野良二です。
当日、「鯨」ではなく「カツオ」で少しがっかりしましたが、そう思ったのには理由がありました。
平成14年度11月献立より大阪市内の全小学校で毎年「鯨の竜田揚げ」が提供され、以降「鯨のオーロラ煮」と
交互に提供し続けられ今も「大阪府、兵庫県、京都府」にて提供され続けています。
卒業前の子供たちのリクエスト給食に上がる人気ぶりの為、勝手に早合点しちゃいました。
依頼者の女性は「カツオの梅肉和え」に出会うまでは「給食の時間」が苦痛だったと告白。
それを一転させた、「梅肉和え」の味付けレシピを20年以上遡り手掛かりを探す事に。
大阪府吹田市出身の依頼者、吹田南小学校の栄養教諭:吉田先生の力を借りて再現に成功。
一口食べた瞬間「これこれ!」と叫ぶ嬉しそうな表情。
一気にその時の気持ちと思い出が味と共に、頭の中で再現され感動したのでしょう。
「豊かな食体験」はその人の「一生の思い出」になり、「かけがえのないもの」なのだ
と実感致します。
吹田市は給食に力を入れ、韓国の「カムジャタン」「厚揚げチゲ」等、工夫されています。
校長先生が給食を確認する「検食」を見て、私も大阪市東住吉区の「育和小学校」で校長先生のご厚意で一緒に
校長室で「検食」させて頂いた事を思い出しました。
自分の子供が生まれて初めて学校給食で「鯨の竜田揚げ」を食べ、その教室で「鯨の食文化」を
説明する機会を、他のクラスメート児童の前でさせて頂いた事は私自身の宝物です。
あの時の、子供たちの嬉しそうな顔が、テレビに映る依頼者とかぶりました。
次は「鯨の竜田揚げ」が食べたいと、浅越ゴエさんに来てもらえる様頑張りたいです。
子供たちを美味しい笑顔にする為に頑張っておられる、栄養教諭を始めとする給食業務従事者の方々の日々の努
力の賜物だと感じました。
当社も24年前からの「鯨肉献立のレシピ・給食だより」を大切に保管し開示させて頂いております。