2024/02/02 09:15

おでんの具の変わり種に鯨肉!鯨のコロをメッセンジャー黒田がおすすめ


こんにちは!大阪の鯨屋、奥野水産4代目奥野良二です。

関西テレビ「ちゃちゃ入れマンデー」で鯨のコロが紹介されました。

2024130日(火)放送分の関西テレビ「ちゃちゃ入れマンデー」で鯨のコロが取り上げられました。

東野幸治、山本浩之、メッセンジャー黒田のMCトリオが、大阪、京都、兵庫のそれぞれこだわりの「おでんのタネ(具材)」を徹底比較し

ました。


鯨のコロをおでんに入れろ!


そこで、山本アナ、メッセンジャー黒田の二人は声を揃えて、自分たちは「鯨のコロ」と即答し挙句に「おでんに(鯨の)コロを入れ

ろ!」と番組内で叫んでいました。


昔懐かしい、年配の方々にはポピュラーなおでんのタネでしたが、今では大変希少な食べ物です。

皆さんは鯨のコロと言う食べ物をご存じでしょうか?


鯨のコロとは?食べ方・戻し方は?


鯨のコロは鯨を覆う外皮、つまり体を覆う分厚い5㎝程の脂肪層の皮を鯨油で5分の1のサイズまでカリカリに揚げ、油抜きしたものをもう

一度水にさらし戻し、それを一口サイズに切り串に刺したものをおでんに入れるのです。

お出汁がしみて、鯨の風味と合わされば絶品の味です。


鯨屋の4代目がうんちくを述べさせて頂くなら、このコロは皮を鯨油で揚げるにしても、実は結構な手間暇と技術を必要とし、現在では「鯨

のコロ」の加工屋さんは全国でも数える程しかありません。


その中でも、揚げた鯨の皮の中心だけを残し作ったコロは、おでんで煮て食べた時に中からトロっとした脂肪が溶け出して格別の美味しさになります。

こうして作られたコロは油で揚げて水で戻す際に、浮いてこず下に沈むので「沈み」と言い、コロの加工屋の職人しか知らない絶品レア食材なのです。


戻したコロを光に透かし、内部に層が出来ていれば「沈み(コロ)」が見分けられると子供の時に、独自の見極め方法も教わりました。

放送を見て、山本、黒田の二人が鯨のコロを熱く語っていたので、私自身も忘れていたうんちくを思い出すことが出来ました。

皆さんもぜひ、「鯨のコロ」を一度ご賞味頂いたらいかがでしょうか?

中がトロッと仕上がった「沈み(コロ)」に当たれば、あなたもおでんにコロ無しではおられず、「おでんに(鯨の)コロを入れろ!」と

叫ぶのでは?


最後に


最後に一つ、光に当て内部の層を確認し「沈み(コロ)」だと思い食べてみたら、中が空洞だったと言う場合があります。

こちらは製造中に鯨油で揚げすぎて、コロの中の脂肪分が溶け出して皮の外に脂肪成分が流れ出てしまったもので「膨れ(コロ)」と言い

ます。


「たまに、わしでも失敗するときあるねん」と子供の時、コロを揚げてる職人のおっちゃんが、言ってた事も思い出したので追記しておき

ます。

「え、なんで?」と私にがっかりの矛先が向きません様、言い訳にさせて頂きます。

では、今日の所はこの辺で。