2023/05/25 00:00

3学期の1月24日~30日の期間を「学校給食週間」と呼びます。


学校給食に感謝し、感謝の心を育むために、一年に一回、全国的に「学校給食週間」が設けられました。

こんにちは!大阪の鯨屋、奥野水産4代目奥野良二です。

今日の食育バンザイ!


学校給食週間に鯨肉献立が多い理由!について


日本は戦後、食べ物が少なく子供達に給食を用意する事が出来ませんでした。

そこで外国(ユニセフやアジア救援公認団体)から、給食の為の食料LARA物資)が日本に送られてきました。

この支援は、戦後の日本の学校給食の開始に寄与しました。


そして、「学校給食法」が制定し法制化され、学校給食が全国に確立されていきます。


「学校給食週間」は給食に係わる人たちの苦労や食べ物の大切さを考える機会です。

今では毎日何気なく食べている給食に目を向けて「多くの人たちのおかげで給食がいただける事やいろいろな食べ物を通して給食の

大切さを考える」そんな思いが込められている週間です。


例年では、この時期に合わせて学校給食で「鯨肉」の献立を計画される教育委員会も増えて来ています。


実際に多くの市町村の学校給食で「鯨肉」を提供させて頂いております。

「鯨肉の食体験」は学校給食に「食育」を取り入れる為に、欠かす事の出来ない食材となりつつあります。

 

一方、大阪市の「鯨肉」の献立は、「鯨肉」の新物の初入荷の時期に合わせ、毎年11月に「鯨肉」を使用して頂いております。


食材の「旬」、つまりその食材が一番美味しい「旬の時期」に、献立に使用するという考えのもと実施されています。

大阪市は「食育」の取り組み、児童への指導要綱を当初より確立していました。


「食文化の継承には、継続した食体験」が欠かせない!


こうした事を鯨肉採用の当初から考え、平成14年から現在まで継続して「鯨肉」を使用しています。

また、兵庫県芦屋市教育委員会では、子供達に「鯨肉」給食が好評で、可能であれば「毎月でも」と、年中献立で使用して頂いてお

ります。

京都府学校給食会からは、京都府下の各教育委員会から要望があり、一年を通して物資の供給にお手伝いをさせて頂いております。


全ては子供達の「美味しいの」ために、学校給食に携わる多くの方々の御配慮と御協力によるものと感謝しています。


子供達の笑顔の為に!