こんにちは!大阪の鯨屋、奥野水産4代目奥野良二です。
誰もが生きてきた中で、一つや二つ「忘れられない思い出の味や料理」があると思います。
その味や料理は、匂いを嗅いだだけでも、そして見ただけでも強烈な印象と共に思い出が蘇って
来ることでしょう。
それを口にすればいつでも、自分の中で感情が味わい深く豊かに、あふれてくる味や料理です。
そう感じる事が出来る味や料理は、実際の食体験でのシチュエーションや場面、その時の感情や
環境など強く密接に結びつき関係しています。
例えば、皆さんにもありませんか?
「友達の家のカレーが美味しかったこと」
「祖父母から伝え聞いた、食べ物の味」
「一人きりで食べた味」
「家族でそろって食べた味」
「怒られて泣きながら食べた味」
「悲しいのに、それでも食べた味」
「周りから祝福されて食べた味」
その人それぞれに、思い出と味と料理があると思います。
その食体験の中でも特にすごいのは「生まれて初めて食べる時」の印象だと思います。
この経験の印象と味は、年齢を重ねても忘れる事無く思い出される事でしょう。
「鯨の食体験」はまさに子供たちにとっては「生まれて初めて食べる」体験と言うことになります。
その食体験が少しでも豊かなものになる様、お手伝いさせて頂ければと考えます。
「今日の鯨の給食楽しみだね」とクラスの友達と一緒に共有した時間、先生も生徒も「美味し
い」とみんなで感じた時間。
この食体験が「深い思い出」として刻まれる事が、食文化継承に必要な「忘れられない味」として、残ると考えます。
先生も生徒も、皆で食べて学んで頂ければ、食育推進の最初のピクトグラムにある目標へとつな
がります。
食育ピクトグラム最初の目標!
食育ピクトグラム1「みんなで楽しく食べよう」
奥野水産は食育バンザイ!と称し、鯨の学校給食で子供達に笑顔をお届けいたします。